うしのあゆみ

牛に育てられた人間が、暮らしの有象無象を記します。

中山元『アレント入門』p.30~p.31

  • 2月18日。東京は晴れ。

日曜日は恒例の吹奏楽団の練習。なんていうか、自分のことができても終わりが見えない状況が久々で、いろんな方向で免疫の少なさに疲れた。良い環境で音楽をしようとする努力不足。復帰した後の課題の大きさに目眩がする。

春の予感が急速に寄ってくる日。池袋から早々に退散して、最寄駅まで一目散。どこにも寄らないで帰る。

 

遠回りして、よく行くパン屋さんでレバーペーストバゲットを買う。柔らかいフランスパン。春の日差しが染み込んでくる。

 

これから1日2ページだけ、本を読んでまとめることにする。

中山 元『アレント入門』筑摩書房

 

・p. 30〜p. 31

ガウス・インタビューで取り上げられていた第一の問い

「それまでナチスとは無縁だったドイツのふつうの良心的な人々までがどうしてヒトラーに幻想を抱くようになり、それまでの道徳的な規範を放棄したのだろうか」

ドイツ国民が暗黙のうちに虐殺に加担したことは、異様なこと。

 

ドイツ社会のすべての階層の人々が、あたかも当然であるかのように、殺戮計画に協力したという事実が(略)私たちをぞっとさせる。

→ ドイツ人の伝統的な道徳規範の崩壊

→ ナチス体制は新しい価値体系を提唱し、こうした価値体系に基づいて考察された方的な体系を導入した。

→ 真の道徳的な問題は、いかなる信念もなくただ当時の体制に<同調した>人々の行動によって発生した。

→ それはどうして可能となったのか

 

 

(続く)