うしのあゆみ

牛に育てられた人間が、暮らしの有象無象を記します。

止まれ

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いったいどうして自分は本を作っているのか、全くわからなくなった。どうして版元にいるのだっけ。なぜ、出版社なのだったか。本が好きって、それだけの理由にどんな脈が通っていたのだっけ。

 

まとまって考える時間が必要だ。仕事として版元に勤務することに選んだ理由が、1年経った後では砕かれたままだ。もうすぐ半年になる。ますます混迷する一方だ、本を作って売ることが。

 

まずは技術を磨けと言われたが、自分がなにをできるようになるかについて、課を仕切るボスたちは、明るい手本にはならなそうだ。面倒な仕事は他人に任せ、自分はやれる範囲をコントロールして、それで仕事をドライブさせる矜持を歌う。なんとみみっちいことか。それを手本とするならば、手本となる部分がおそらくボスの考えるそれとは異なる。

 

では、なぜ本を作るのか。あの時と、なにが違っているのだろう。大学生の時、本を貪っては何かを得ていたように感じてた5年くらい前と今では、なにが違っているのだろうか。

 

ゆっくりで良いので、差を取る週末にする。このままでは身がもたないと思う。何かを考えないようにして、生活が回っている感じがする。やれることを見越していない気がする。一回止まってみようぞ、我よ。