うしのあゆみ

牛に育てられた人間が、暮らしの有象無象を記します。

初恋は済み、不倫はまだ

『初恋と不倫』を読んだ。脚本家の坂本裕二さんの著作だけど、素晴らしかった。往復書簡の文体って、確かこの間勉強したんだ。いつ考案されたものか、とか。でも忘れてしまった。少しだけ眠い。

往復書簡 初恋と不倫

往復書簡 初恋と不倫

 

 ギンザ・グラフィック・ギャラリーに、今日届いたばかりの服を着て遊びに行ったのに、閉館日だったので多いにがっかりした。

あることに疲れていて、それを見かねた優しい先輩が「息抜きに行ってみたら」と、そっと教えてくれた優しさ。

これを現実のものとするべく出向いたのに、要するに自分のリサーチが足りない、という結果に終わってとても悔しい。

 

文句を行っても始まらないので、喫緊の課題をどう対処するかについて、具体的な対抗策を考えなくてはならなくなっているし、それを諦めるのなら、果たしてどういう選択が可能で、どんな準備をするのがいいんだろう、という疑問だって、霧を晴らさなくてはならぬ。

 

そのための勉強なのか、いやこれは能力の問題では!ただの鑑賞だけでなく、何かしら自分の実践に活かせるようにと思って博物館などに出かけて行くものの、結局デッサンを始めていないのがよくないのかもしれないと、今ふと考えた。

それにしても過ごしやすい日曜日だった。風がするっと新しい服の間を通り抜けていく感じも良かったし、久しぶりにロクシタンの香水をつけたら、それが思いの他よく香っていてびっくりした。

 

『初恋と不倫』は、そんな悲しい事柄はそうそう起こったもんじゃないと言いたくなったけれど、実際自分の初恋を思い出すなどしていたから、ちょっと軽薄だった。 

人に対する印象がどう決まったかわかったもんじゃないということ、世界で起きていることは、日本でも起きる可能性があることを知らされて、世界はやっぱり広かった。この小説を紹介してくれたのは、会社のとても理知的な先輩だった。

少し寝て、部屋の掃除などをしよう。今日の日テレは24時間テレビに占有されるのだから、何か映画でも見よう。

日本が感動するっていうか主語がでかいのとか、要するにプロデューサーでしょ?と問題を矮小化して楽しむとか、そういうレンズ越しなのもいいけれど、自分は『ミッドナイトインパリ』を観てだな、もう少しファンタジックな週末を過ごしたい。

 

今はとても平和で、するすると部屋に気持ちのいい風が通っている。