A slow walking cow.

牛に育てられた人間の有象やら無象やら




コミュ障!

彼は文句ばかりを言っていなかった。

 

小さい頃から、文句ばかり言って、と言われてきた。幼い頃、己はそのような言われを不服としていた。「それは文句ではなく、批判であるからして、あなたの言われはまるで当たらない」とまあ、怒りを隠して平静を装うどこかの官房長官のよりも、隠そうとするものがダダ漏れだった。

 

で、文句を言うのと、文句ばかり言うのでは、天と地ほどの差があり、神と人間の間に入って人々を諭す聖職者と挙句陰謀論の論客ほどの質的な開きがあるなと思った。

 

今の職場には全く不満だけども、そればかりでは不完全燃焼により死ぬ。文句は中毒性があるからなあ。そうして呼吸ができなくなるのは、まるでスーパーの袋を口に当てて、自分の息だけで呼吸をする感じだろうな。臭いし、酸素は薄いし、湿っぽいし、みたいな気持ち悪さ。

 

てなわけで、文句を言うのと、そうではない主体とを同時に求めよう。別の何かに没入できる物事を要求する。さすれば文句の風通しもよくなり万事オッケー。文句を弁証法的に解決す。

 

てな具合なことを本屋に寄ってたら思いついたので、本屋すげぇ。嫌いな上司がいる社内では絶対に思いつかないことだ。本屋すげぇ。

 

東京堂書店に行ったら、PIEインターナショナルさんが30周年で、ひたすら拍手した。パイさんの本ですげぇのがビジュアルブックで、編集さんが組んだり書いたりしてるから、とてもお安い。すげぇ。

切り離せる手紙本に始まり、パイさんは止まることを知らない。こやつがめちゃ欲しかったけども、グッと堪えた。今日は現代思想の「コミュ障」特集に軍配が上がる…。

 

それにしても、本て〜!!っていうより、本で何ができるかだ。編集のアイデアを、色々グチャ混ぜにして考える前に、木村さんの著書に密かに澄み渡るカオスさに、まるでマスクのDVDジャケの笑みをこぼしがち。 

ウィリアム・モリス - クラシカルで美しいパターンとデザイン-

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中川政七商店 100枚レターブック ([バラエティ])

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現代思想 2017年8月号 特集=「コミュ障」の時代

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インタビュー

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本屋でアイデアがめきめき来る感じを味わう自己陶酔。自己投資ではなく「自己陶酔」。何もかも異なる。邪悪な自己投資、聖域を侵す自己陶酔。どちらも求めよう。